はげチョビン

野球終了後、速攻で銭湯へ行って、速攻で明日のライブの打ち合わせ会場へ。
バンドマンの方とお笑いのネタ打ち合わせという新鮮な空間に序盤戸惑ったものの、ニューロティカさん達の接しやすさと東京ダイナマイトさんの心強さで楽しくやらせていただくことができました。
僕がお手伝いさせていただいたのは、大喜利のお題と、ニューロティカのあっちゃんさんとロリータ18号のエナさんのコンビ「はげチョビン」の漫才作り。バンドマンの方の漫才を作るということでどうゆう風にしてゆけばいいのか全く見えてこなかったものの、バンデラスさんがいるだけでどんどん漫才が出来上がっていきました。構成の仕方というか会話の仕方もですが、凄いなあと思いました。
結局なんだかんだやってるうちに打ち合わせは夜遅くまで続き、後は明日の本番を残すのみとなりました。なんとかなるだろうという自信に満ち溢れたみなさんを見ているとこちらの不安も吹き飛びました。ただ一人、企画立案のフジジュンさんだけは不安で夜も眠れないようでしたが。
打ち合わせ終了後、フジジュンさんに御飯を誘っていただきました。下北沢の定食屋さんで御飯を食べながらフジジュンさんと色々お喋り。その中で”筋肉”の話が出てきて、とてもためになったのでここに書きたいと思います。
30代になってみて思うこと。今している仕事で持っている、使う武器、それは若い頃、二十歳前後の時に得た知識。今いろんな音楽や本を読んでも、若い頃のように衝撃や感銘を受けたりすることが出来ない。全て昔聴いたり読んだりしたあの作品に似ているなあ、等という冷めた目というか感想で見てしまう。それはもうどうしようもないことで仕方ないこと。若い頃に会得した知識は、将来必ず筋肉となって自分の最大の武器になる。だから若い頃は色んなもの、とにかく色んなジャンルのものを吸収していけばいいと思うよ。それがマイナスになることなんて絶対に無いんだから。