昼からクイックジャパンの武田さんと新宿で待ち合わせをして、御飯をごちそうになりながら大量のフライヤー約千枚を受け取り、配布地区の説明を受ける。そのフライヤーの多さと配布範囲の広さに一瞬ひよったものの、そこは自らボランティアスタッフを試みた手前ひよってられないられない。武田さんと別れた後、早速原付で代官山へ。代官山はあまり行ったことがなかった。こんな機会がなかったらあんまし行かない町だし、なんにせよいい経験だと思いながらやればそう苦でもない。やってることはほんと営業マン。営業マンが具体的にどんなことをするのか詳しくは知らないけれど、多分こんな感じなんだろうなという作業。町を練り歩いて、フライヤーを置いてくれそうな服屋さん、CD屋さん、劇場、カフェ等に直接赴き、「あの、すみませんフライヤーを置かせていただきたいんですけども・・・」と言うだけ。OKなら10枚〜50枚くらいのフライヤーをこの店ならこのぐらい置いてもよさそうだ、なんて計算しながら渡す。NGなら「そうですか、すみません失礼します。」
単調で辛い仕事かと思いきや、意外にたまに楽しかったりする。なぜか、女の人とお喋りできるから。当然のことながらやましくない目的があって話しかけているし、相手は店の看板をしょっているのだからそっけない態度はできない(たまに素っ気無い人もいたけど)。みんな笑顔で返答してくれるのです。そんで、こんなことで楽しいと思っちゃってる自分が情けなくなりましたよね。あと楽しいのが普段自分が行かない、行ける訳がない雰囲気の場所へ潜入しちゃえること。ライブハウス、カフェ、バー、極めつけはクラブなんてところへも。理由があればいけちゃうもんですよね、勇気はかなり振り絞りましたけども。この理由がおしゃべりしたい、だとか雰囲気を楽しみたい、とかだったら行けないんですけどねえ。
とにもかくにも配り終えるのに7時間かかっちゃいましたけども、雨ということも手伝って徒労感莫大。帰って銭湯行って速攻熟睡。